私たちの体の中には多くの筋肉がありますが、脳の指令で働く筋肉と、そうでない筋肉とがあるようです。
例えば、食べ物を食べて直腸に便が入ると、反射的にぜん動運動が始まり、それが脳に伝わって肛門の内側の筋肉がゆるむそうです。
これは、私たちの意思とは無関係に起こります。
それでは、いつでも粗相をするのではないかと考えますが、肛門の外側の筋肉は意思で動かせるのです。
だから、トイレに行くまで我慢できるのです。
ところが、毎朝忙しいとか時間がないとかで、この便意を無視していると、いつの間にか便意が反抗して便意が起きなくなるのです。
この便意が起こらないことが即ち便秘のきっかけになってしまうのです。
何時も嘘ばかり付いていると、誰からも相手にされなくなり、肝心な時に大変な目にあうというイソップ童話があったと思いますが、便意の無視も同じことで、やがて酷い便秘というリアクションに繋がってくるのです。
昔、トイレに行くことを自然が呼んでいる、何て言い方をしたことがありました。
トイレに行くことは、将に体の素直な自然な反応なのです。
自然に逆らってはいけません!
素直な気持ちを持ち続けることは、いつの時代、いつの世にも必要なことで、それこそが世の中を明るく正しく導いてくれるのではないかと思います。
便秘にサヨナラし、体調がいいと素直にもなれますよね!
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