厚生省は1日に350g以上の野菜を取るように推奨しています。
なかなかクリアーし続けるのは難しい課題かも知れませんが、すべてはあなたの健康のためです。
そして、健康でいて長生きするためです。
栄養がアンバランスになると免疫機能が低下し、色々とまずいことが起こってきます。
身近では便秘やアレルギーもその一つでしょう。
野菜には大きな働きが3つあります。
1つは勿論美味しいことです。
うまみ、甘み、そして苦味もありますが、それぞれが美味しさにつながってきます。
2つ目は生命を維持する栄養を含んでいることです。
ビタミン、ミネラルをはじめ注目の食物繊維です。
3つ目は生理活性物質を含んでいることです。
カルチノイド、ポリフェノールは抗酸化作用があり有名です。
また硫黄分を含むものは、抗酸化をはじめガンの抑制作用や血糖を低下させる働きも見られます。
恐ろしい生活習慣病の心臓病や脳卒中にも素晴らしい働きが期待できます。
少し細かく見て行きましょう。
動脈硬化には、食物繊維やビタミンE、ポリフェノールが有効です。
どんな野菜に多く含まれるかと言えば、ゴボウ、カボチャ、豆、ホウレンソウなどです。

血栓の予防にはネギ類やピーマンが働いてくれます。

心筋梗塞には、人参、ホウレンソウ、カボチャ、小松菜、ネギなどが有効です。

脳梗塞にも食物繊維が含まれる野菜が良いようで、ゴボウ、カボチャ、豆、ネギなどに多く含まれます。
高脂血症にはネギが効果的です。
高血圧は、余分なナトリウムを対外に排出するのがよく、そのためにはカリウムを多く含む野菜が有効です。例えば、ニンニク、にら、レンコン、ナスなどです
慢性胃炎にはビタミンUやCが効果ありです。
有名なキャベジンはキャベツから来ているネーミングと思いますが、ビタミンUを多く含むキャベツ、レタス、セロリに注目です。
また、ビタミンCはピーマン、ホウレンソウ、カブなどに多く含まれています。
アレルギー関連の病気にも触れておきましょう。
気管支喘息にはヒスタミンの増加を調整してくれるキノコや干しシイタケに注目です。
またベータカロチンを含むホウレンソウ、人参、春菊、ネギ類も効果的です。

アレルギー性鼻炎には、ビタミンB6を含むニンニク、パセリ、カブ、サツマイモに注目してください。勿論、ビタミンCのピーマンや、ホウレンソウも有効ですよ。

このように、野菜は健康を維持し守っていくために大きな大きな力を発揮してくれます。
是非、野菜の力を頼みとしましょう。
ただし、十分に取れない人にとってサプリメントで補うのが有効なことは言うまでもありません。
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