食べ物で人は変わります。
人は食べるために働くといっても過言ではない人も多いことでしょうが、その食べ物で苦労するのも、また人なのです。
ところでサラダは大好きですか。
ダイエット食としても、お肌にも良いとよく言われますが、腸も整え、食物繊維の補給にもなり一石で何丁もの働きをしてくれます。
そのサラダですが、西洋では古くローマ時代から愛用されていました。
生野菜のキュウリやかぼちゃを塩をぶっ掛けて食べる習慣があり、当時から腸の働きを整える効果にも注目されていたようです。
昔の人はなかなか智恵がありますね。
特に肉食の場合は野菜をセットにしておかないと体調管理も難しいのです。
日本では生野菜を食べる習慣は比較的新しいようです。
昔はネギを薬味にしていますが、うどんなどの麺類とセットだったのでしょうか。
日本の場合は肥料の代わりに下肥を利用していた経緯があり、これが一番のネックだったように思われます。
見た目の問題が一番、印象も悪いですね。
更に、寄生虫のこともあり、なかなか生野菜を食べるところまでは難しかったようです。
せいぜいイモ類やゴマといったところでしょうか。
ところが、西洋から肉を食べる習慣が導入されると、どうしても野菜が欲しくなってきます。
ドイツから化学肥料の製造技術も入って、食べ物の改善にも一役かったようです。
文明はどこでどうのようにつながっているか分りませんね。
肉は美味しいので大好きです。
皆さんもそうでしょうね。
ところが、この肉食が高カロリーのタンパクを取り入れて寿命を延ばす良い作用をもたらしたのと、腸内環境を悪化させたのと両方の面を持っていました。
便秘や下痢も肉食が多くなってからの方が頻繁ではないでしょうか。
そこでサプリメントが必要になりました。
サプリメントを愛用されている人は非常に多いようですが、皆さん自分にヨークあったものをお使いですか。

サプリメントには4つぐらいのタイプがあるようです。
1つはセンナなどで腸を刺激して動かすこと。
コレは下剤的な役割ですね。
お医者さんでは酸化マグネシウムなども処方されます。
酸化マグネシウムは便をカサ増しして、便意を催します。多めに水を取ることがコツでしょうか。
2つ目はいわずと知れた善玉菌。
乳酸菌、ビフィズス菌や酵母菌など多くの種類がありますね。
これらの菌が腸内でどんどん繁殖して、働いてくれれば言うこと無しです。
3つ目は食物繊維が主体のもの。
食物繊維はある意味栄養素的な働きもこなし、便のカサ増しや、腸内細菌にも良い影響を与えます。
4つ目はこれらの複合材。
菌だけでなく、菌の栄養と、ビタミン、ミネラルなどを盛りだくさんというのもありますね。
それぞれに特徴と効果がありますが、その働き方は人によっても異なるようです。
自分にヨークあったサプリメントを捜すこと、これが健康生活、充実生活の第一歩になるでしょう。
ラベル:便秘